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会社情報

株式会社ジム

〒102-0074 東京都千代田区九段南4-7-22 メゾンドシャルー407
TEL:03-3230-3722 FAX:03-3230-4327

設立
1981年
資本金
1,000万円
従業員数
17名(グループ含む)
取引銀行
みずほ銀行(市ヶ谷支店) 三井住友銀行(飯田橋支店)
事業内容
  • グラフィックデザイン
  • WEBデザイン
  • 映像制作
  • 展示会装飾デザイン
WORKS
HP
https://www.gym-ts.com/

かつて「ライター」といえば、新聞や雑誌などの紙媒体に掲載する文章を考えるのが主流でした。しかし、インターネットの登場により、現在はWebに載せる文章を考えるWebライターの存在が大きくなってきています。かつては紙媒体でライターをしていたけれど、最近Webの記事を書く機会が増えたという人も多いのではないでしょうか。

「読者に伝わる魅力的な文章を書く」という目的は紙・Webともに共通していますが、必要とされるライティングテクニックはそれぞれで微妙に異なります。

今回は、それぞれの媒体の違いや、それらに合わせたライティングテクニックを紹介していきます。

 

紙媒体とWeb媒体の違いとは?

それぞれの媒体に適した文章を書くためには、紙媒体とWeb媒体の特徴や違いを理解しておく必要があります。

 

紙媒体の特徴

紙媒体は雑誌や書籍(ビジネス書や小説など)、広告、チラシなど多種多様ですが、「読者が求める情報を伝えるもの」として考えると、雑誌や広告がWeb記事に近い存在といえるでしょう。

紙媒体のほとんどは有料です。無料ものが多いWeb記事とはこの点が大きな違いといえるでしょう。そのため、読者が「お金を出してでも読みたい」と思える質の高い文章や情報が求められます。内容はもちろん、表紙のデザインやタイトルなどもインパクトを与える上で重要です。出版するには紙代や印刷代など、大きな経費もかかるので責任は重大です。

 

Web記事の特徴

反対にWeb記事はサイトにこだわらなければ、安価で気軽に書けるメリットがありますが、冒頭部分で読者を惹きつけられなければすぐに飽きられてしまい、最後まで読んでもらえません。Webでは「PREP法」と呼ばれる結論から書き始める方法がよしとされているのはこのためです。

また、検索上位になるためにSEO対策が欠かせないところもWeb媒体の特徴です。

 

紙媒体とWeb記事は表裏一体

さらに、紙媒体とWeb媒体では伝えられる情報量がまったく違います。基本的に好きなだけ文章を書けるWebとは違い、紙の場合はある程度文字数が限られています。これは紙媒体のデメリットのように思えますが、限られているからこそ、本当に必要な情報を精査できるのです。

このことからもわかるように紙媒体とWeb媒体のメリット・デメリットはまさに表裏一体。その点を理解した上で、必要な情報を最大限に伝えられる文章を作成していきましょう。

 

紙・Web媒体別に見るライティングテクニック

紙媒体とWeb媒体の違いを理解できたところで、ここからはそれぞれのライティングテクニックを紹介します。自分が手掛ける媒体に合わせて工夫していきましょう。

 

見出しのつけ方に工夫を

紙媒体でもWeb媒体でも読者の興味をひくような、効果的な見出しは欠かせません。見出しは長すぎず、短すぎない20~30文字程度が理想です。紙媒体は見出しに結論を入れると効果的ですが、Web媒体ではその後の文章を読んでもらう必要があるため「〇〇とは?」などといった見出しで、読者の知識欲をそそりましょう。

 

文字数の工夫

紙面の大きさなどである程度文字数が決まっている紙媒体と違い、Web記事では好きなだけ文章が書けます。それは一見メリットに思えますが、文章がだらだらと冗長になってしまうことがあるでしょう。

有益な情報を端的に伝えるためには、執筆を始める前に構成をきちんと立てて書き始めましょう。思いついたままに書いていると、話が脱線してしまいがちです。

または、あらかじめ文字数を決めておき、そこから逆算して構成を考える方法もおすすめです。Web媒体においては1記事につき2,000文字以上の文章がよしとされています。

 

紙媒体はジャンルを正しく理解しよう

紙媒体のジャンルは新聞、書籍、雑誌、広告やチラシまで多岐にわたり、それによって書き方のコツも変わってきます。たとえば新聞であれば情報を正しく理解できる、わかりやすい文章が求められますし、広告やチラシは見出しやキャッチコピーで強くアピールしなければいけません。自分が手掛ける媒体はどのようなもので、どこを強調すべきかを考えた上で取り組むことをおすすめします。

 

ペルソナの設定は紙媒体もWeb媒体も同じ

たとえば商品紹介記事を執筆する場合、その商品のターゲット層を考える必要があります。これは紙媒体でもWeb媒体でも同様です。年齢、性別、居住地などを想定したターゲットはペルソナと呼ばれます。ペルソナを設定することで、その人らに向けた文章を書きやすくなるでしょう。

 

 

まとめ

かつては紙媒体の記事が主体でしたが、スマートフォンが普及したことで最近はWebの記事を読まれる機会が増えています。誰でもすぐに読める上、発信も簡単にできるWeb記事はラクだと思われがちですが、他サイトよりも抜きん出るためにさまざまな工夫が求められます。少しでも多くの読者に訴えるために、媒体別のライティングテクニックの勉強が必要です。これからライターを目指す人は、基礎知識を身に着けておくといいでしょう。ぜひ当記事を参考にしてみてください。


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