色が心を動かす！色のイメージを理解して活用してみよう

こんにちは。デザイナーのoiwaです！今回は色の持つイメージについて紹介したいと思います。

コーポレートカラーやロゴなど、イメージカラーを決定する際の参考にしていただければと思います！

好きな色＝最適な色ではない

だれにでも好きな色があると思いますが、好きな色を感覚的に選んだのでは最適な選択ではないことがあります。
“好き嫌い”“きれい汚い”のような主観的な感情を「表現感情」、

“重い軽い”“暑い寒い”のような客観的な感情を「固定感情」といいます。

この「固定感情」を理解していると配色に悩んだ時や狙ったイメージを出したい時などに役立ちます。

暖かいと寒い色

暖色系、寒色系という言葉は聞いたことのある方も多いのではないかと思いますが、漢字が意味する通りの意味です。

図のように赤やオレンジなどの暖かい雰囲気の色を「暖色系」、青や水色のような冷たい雰囲気の色を「寒色系」と呼びます。

温度を感じさせたい時などはこちらを大いに活用することをおすすめします！

その他の色のイメージ

先ほどは暖色系と寒色系のイメージを紹介しました。

次は、それぞれの色が持つイメージを画像とともに紹介していきますので、参考にしてください。

赤

赤色は、明るく元気なイメージを持つカラーです。

そのほか、具体的なイメージとしては、以下の通りです。

暖かい・活発・高揚・元気…etc

青

青色は、冷たく誠実なイメージを持つカラーです。

そのほか、具体的なイメージとしては、以下の通りです。

冷たい・誠実・信頼・知的…etc

黄色

黄色は、明るく楽しいイメージを持つカラーです。

そのほか、具体的なイメージとしては、以下の通りです。

光・活発・楽しい・注意…etc

緑

緑色は、自然やリラクゼーションのようなイメージを持つカラーです。

そのほか、具体的なイメージとしては、以下の通りです。

自然・穏やか・リラックス…etc

水色

水色は、涼しく清潔感があるイメージを持つカラーです。

そのほか、具体的なイメージとしては、以下の通りです。

風・涼しい・理性的・清潔感…etc

紫

紫色は、上品で神秘的なイメージを持つカラーです。

そのほか、具体的なイメージとしては、以下の通りです。

上品・高貴・神秘・気品…etc

オレンジ

オレンジ色は、活発で温暖なイメージを持つカラーです。

そのほか、具体的なイメージとしては、以下の通りです。

活発・元気・陽気・温暖…etc

ピンク

ピンク色は、柔らかく優しいイメージを持つカラーです。

そのほか、具体的なイメージとしては、以下の通りです。

柔らかい・幻想的・優しい・幸福…etc

紺色

紺色は、誠実でシックなイメージを持つカラーです。

そのほか、具体的なイメージとしては、以下の通りです。

固い・重厚感・誠実・シック…etc

黄緑

黄緑色は、純粋で生命力を感じさせるカラーです。

そのほか、具体的なイメージとしては、以下の通りです。

フレッシュ・純粋・期待・生命力…etc

茶色

茶色は、大地や自然なイメージを持つカラーです。

そのほか、具体的なイメージとしては、以下の通りです。

大地・自然・信頼感・モダン…etc

使い方にはちょっとご注意を

ここまでいろいろな色のイメージを見てきましたが、これらの使い方には注意が必要です。

そのイメージにしたい！という思いでたくさんの色を使いすぎたり、同じ色ばかりになると単調になったり、見ている人が色に疲れてしまうことがあります。

では、そのようなときには、どうすればよいのでしょうか。

無彩色

そんなときは「無彩色」をうまく利用することをお勧めします。
「無彩色」とは黒・グレー・白といった色味のない色のことです。何色と組み合わせても調和の取れる色ですので、うまく活用できると思います。

まとめ

今回はそれぞれの色が持つイメージを画像とともに、紹介してきました。

コンビニエンスストアや郵便局、銀行などは街で見かけてもすぐに認識できるように配色で存在を定着させていることがわかります。

コーポレートカラーやロゴ、ブランドカラーを考える際に参考になれば幸いです。

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この記事を書いた人

編集部