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会社情報

株式会社ジム

〒102-0074 東京都千代田区九段南4-7-22 メゾンドシャルー407
TEL:03-3230-3722 FAX:03-3230-4327

設立
1981年
資本金
1,000万円
従業員数
17名(グループ含む)
取引銀行
みずほ銀行(市ヶ谷支店) 三井住友銀行(飯田橋支店)
事業内容
  • グラフィックデザイン
  • WEBデザイン
  • 映像制作
  • 展示会装飾デザイン
WORKS
HP
https://www.gym-ts.com/

広告賞は国内のみならず海外にもたくさん存在します。国境を越えて評価される広告は想像以上のスケールで、私たちに大きなインパクトを与えてくれます。

この記事では世界的に有名な各国の広告賞や代表的な受賞作品について紹介しています。優れた広告にはたくさんの「伝え方」のヒントが詰まっているので、ぜひ最後までお目通しください。

 

世界的に有名な広告賞7選

世界中には数えきれないほど多くの広告賞が存在します。なかでも、「カンヌライオンズ賞」「クリオ賞」「One Show」の3るは、世界三大広告賞として広く知られています。以下では、それぞれの賞の特徴と代表的な受賞作品を紹介します。

 

カンヌライオンズ賞

カンヌライオンズ賞の正式名称は「カンヌライオンズ国際クリエイティビティ・フェスティバル」です。1954年創設以来、60年以上の歴史を誇る広告賞で、毎年6月下旬にフランスのカンヌで開催されています。

元々はカンヌ国際映画祭と同じ場所で開かれていて、劇場コマーシャルのプロモーションの一環としてよく利用されていました。現在はフィルム、プレス、アウトドア、サイバー(インターネット)、メディア、ダイレクトマーケティング、ラジオなど幅広い部門が設けられています。

日本では2015年にJR東日本(電通)の「行くぜ、東北」がデザイン部門、サントリー食品(博報堂)の「忍者女子高生」がブランデッドコンテンツ&エンターテインメント部門で受賞しています。

 

クリオ賞

クリオ賞は1959年に創設された、カンヌライオンズ賞と同じくらい歴史がある章です。「クリオ」とは芸術の女神ムーサイの中でも歴史をつかさどる神の「クリオ」に由来すると言われています。

そんなクリオ賞の対象となるのは広告のみならずファッションやスポーツ、ミュージックやヘルスケアも評価対象で、1999年にはインターネット部門も新設されました。その中でもブロンズ賞に選ばれるのはわずか5%、ゴールド賞は1%であり、非常に名誉ある賞と言えるでしょう。

日本では2018年にAIGジャパンホールディングスの広告「「PRIDE JERSEY」がパートナーシップ&コラボレーション部門で受賞しています。

 

One Show

ニューヨークに拠点を構えるThe One Clubが1975年に設立したOne Showは審査員の広告クリエイターから優れた広告クリエイターに贈られる賞です。「アイデアの独創性」と「エグゼキューションのクオリティ」を評価する賞であり、クリエイターにとってももっとも名誉ある賞とも言われています。

毎年70か国以上から2万点もの作品が提出されますが、その中でも表彰されるのはわずか40作品程度。

2018年には猿人(ENJIN)が企画・制作したANAの海外プロモーション「IS JAPAN COOL? DOU(THE TANGIBLE MANNER)」が、インタラクティブ部門でブロンズ賞を受賞しています。

 

D&AD

イギリス・ロンドンに拠点を構える非営利団体、D&ADが1962年に創立したD&AD賞。毎年5月の開催式までに世界中の審査員220名が最も優れた広告を選んで表彰しています。

D&AD賞は賞のネーミングがユニークで、すぐれた作品には「ウッドペンシル賞」、独創的なアイデアには「グラファイトペンシル賞」、最もクリエイティブな作品には「イエローペンシル賞」、そして総合的に最も優れた作品には「ブラックペンシル賞」と名付けています。

2015年には44か国が参加し、すべての賞を合わせて847作品が選ばれました。

 

アドフェスト

広告賞というと欧米の賞が有名ですが、アジアにもさまざまな賞が存在しています。そのなかでも特に有名なのが、タイで毎年開催されているアドフェストです。

NPOが運営しているアドフェストは、収益を次世代クリエイターの育成に活用していて、若手育成に積極的な姿勢を見せています。応募料がカンヌなどの広告賞に比較して割安なため、さまざまなクリエイターが出品しています。

 

Awwwards

広告賞に詳しい人でもAwwwardsは知らないという人もいるのではないのでしょうか。Awwwardsはホームページのギャラリーサイトのことで、世界中から投稿されたホームページを日・週・月・年ごとに採点を行っています。

他の広告賞とは異なり、応募要件さえ満たしていれば誰でも参加できる手軽さが受けて、毎日さまざまなホームページが投稿されています。そのなかでも審査員8名から特に高く評価された作品は毎年表彰されています。

日本では制作プロダクションのSHIFTBRAIN Inc.がAwwwardsの常連で、これまで何度も評価されています。

 

FWA

最後に紹介するFWAは、世界の優れたウェブサイトを表彰するアワードです。

「Site of the Day」と「Mobile of the Day」と賞のネーミングがとってもユニークで、ANA海外向けプロモーション「IS JAPAN COOL? MUSEUM」は、2016年にこのふたつの賞を同時に受賞しています。

 

まとめ

今回は、世界でも有名な広告賞を7つ紹介しました。やはり歴史も長く有名な世界三大広告賞は権威がありますが、その一方でAwwwardsやFWAなどの、ウェブサイトやアプリを対象にした広告賞も増えてきています。

インターネットが非常に身近な存在となったいま、閲覧者の心に訴えかける魅力的なウェブ広告は、広告業界にとっては無視できない存在と言えるでしょう。

興味のある人は、この機会にぜひホームページから好きな広告賞の歴代受賞作を探してみてはいかがでしょうか。きっと伝え方の勉強になるはずですよ。


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