株式会社ジム
〒102-0074 東京都千代田区九段南4-7-22 メゾンドシャルー407
TEL:03-3230-3722 FAX:03-3230-4327
- 設立
- 1981年
- 資本金
- 1,000万円
- 従業員数
- 17名(グループ含む)
- 取引銀行
- みずほ銀行(市ヶ谷支店) 三井住友銀行(飯田橋支店)
- 事業内容
- グラフィックデザイン
- WEBデザイン
- 映像制作
- 展示会装飾デザイン
- HP
- https://www.gym-ts.com/
株式会社ジム
〒102-0074 東京都千代田区九段南4-7-22 メゾンドシャルー407
TEL:03-3230-3722 FAX:03-3230-4327
商談などの大事な話は、スムーズに成立させたいものです。「なんとしてでも上手くいってほしい」と思うのも当然です。
しかし、そういう大事な話ほど、必要以上に意気込んでしまうものです。「何を話そうと思ったんだっけ……?」と頭が真っ白になってしまうこともあるかも知れません。この状況は、場の空気で相手にも伝わってしまいます。重苦しい雰囲気になる前になんとかしたいものですよね。
商談だけでなく、初対面の人に会う時などもそうですが、話をしようとする前に、まずは話のできる雰囲気を作ることが重要です。それには一体どうしたらよいのか、この記事で考えてみましょう。
商談ともなると、大なり小なり緊張はするものです。緊張したまま話を進めようとしても、普段どおりの会話は難しいでしょう。
商談の場では、あるはずのない圧力を感じることありますが、これは自分が場の雰囲気に支配されているからなのです。重苦しい雰囲気にもなれば「なんだか話しづらい」と思うものです。商談相手も、そういう空気は敏感に察知します。その状況下でいい返事をもらうのは難しいですよね。
だからこそ、商談に入る前に場を和ませて、落ち着いて商談の話ができる雰囲気から作らなくてはなりません。そうすることで、コミュニケーションもスムーズになるからです。それが、多少なりとも商談の結果にも結びつくのではないでしょうか。場の雰囲気がいいほうが、自分のパフォーマンスを発揮しやすいわけですから。
商談において、場の雰囲気を良くするために、3つの具体的な方法を見ていきましょう。
初対面の相手はやっぱり緊張するもの。商談でも「なんとかいい返事をもらいたい」などと考えれば、プレッシャーがかかります。いつも以上に固くなってしまいがちですよね。
冷たい場の空気を和ませて、話しやすい雰囲気を作り出すのが「アイスブレイク」です。商談に入る前に軽いジョークを混ぜたり、全く関係のない日常的な会話をしたりするのは、アイスブレイクをするためです。
例えば、スポーツでは身体が冷えている状態で試合に臨むことはありません。ウォーミングアップで身体を温めて、動かしやすい状態にしてから挑みます。つまり、本番に入る前は準備が必要ということです。
アイスブレイクは、商談・研修・会議・自己紹介など、幅広い場面で有効な手段です。
質問の仕方には、オープンクエスチョンとクローズドクエスチョンの2種類があります。明確な答えがなく、相手が自由に回答できるものがオープンクエスチョン。はい・いいえ、AかBかなど、回答できる範囲が決まっているものがクローズドクエスチョンです。
「会社の売上を伸ばすために○○を導入すべきか?」という問いは、クローズドクエスチョンにあたります。一方、同じ問いでも、「○○の導入をどう思うか?」という問いなら、答えの自由度が高いオープンクエスチョンになります。
社会では明確な答えが決まっていないもののほうが多いので、オープンクエスチョンのほうが重要に見えるかもしれません。対して、クローズドクエスチョンは、話のきっかけや明確な回答が欲しいときに役立ちます。今まで気づかなかった新しい視点が欲しいときなどは、オープンクエスチョンが有効です。
状況に応じて、2つのクエスチョンを使い分けることが大切です。
自己開示話法とは、相手との人間関係を築くために自分の経験や視点を語る話法です。自分のことを話すのは、商談などとは本来関係がありません。しかし、自分のことを全く話さないと、相手との距離感を感じるものです。その意味では、商談には人間関係も含まれていると言えます。
自己開示話法では、相手の話題に共感しながら自分の話題をしていきます。
「この間、○○でラーメンを食べて来たんですよ。醤油系のさっぱりしたラーメンでしたね」
「○○はおいしいって評判ですよね。私は味噌ラーメンが好きなので、○○のほうへよく行きますね。麺にスープがよく絡むんですよ」
といった具合です。
ポイントは、適度に相手の話題に共感をした上で自分の話をしていることです。自分のことしか話さないのは、自己開示ではなく自己顕示になってしまいます。
また、相手の話を否定して自分の話を始めたら、相手はどう思うでしょうか?話を続けたいとは思いませんよね。「相手を認めた上で」という点が肝心なのです。
しかし、相手に好かれようと考えるのは、むしろ逆効果になってしまいます。下心が見え隠れするだけでなく、気遣いが過ぎて疲れるからです。打算的に話すのではなく、あくまでも自然に自分のことを話したほうが、結果的に上手くいくのではないでしょうか。
ビジネスに限らず、場の雰囲気はコミュニケーションの結果を大きく左右する力があります。苦手な相手に「この人、苦手なんだよなぁ…」と身構えてしまえば話がしづらくなり、ますます身構えるという悪循環にもなりかねません。
まずは好奇心を持って相手に接してみてはいかがでしょうか。場の雰囲気を盛り上げることに注力すれば、後々の会話も自然と弾みがつきやすくなります。