企画に使える！【データ集計・分析】のお役立ちサイトまとめ

企画書制作に欠かせない「データ」。企画を実施する必要性に具体的な説得力を与えてくれる、必要不可欠な要素です。

本日はそんなデータ集計・分析に活用できる、お役立ちサイトを3つ続けてご紹介します。ぜひ企画立案やビジネス資料の制作にお役立てください。

データ集計・分析のお役立ちサイト3選

それでは、さっそくデータ集計・分析に活用できるおすすめサイトを3つ、紹介していきます。

Ke!san

https://keisan.casio.jp

複雑な計算やグラフ制作がブラウザ上で行えるサイトです。「いや、計算はエクセルで出来るのでは？」とお考えの皆様、するどい。

本サイトの便利な点は「お酒の種類ごとの酒税額の計算」「定期券の払い戻しの計算」「BMIと適正体重の割り出し」など、さまざまなテーマから目的別に調べることができる点です。

中には「弁護士費用の計算」など、思わずこの機能を活用する事態にはなりたくねえなと考えてしまう項目も（すみません）。

企画書のキモはやはり客観的なデータに基づく仮説です。

面倒な計算は本サイトでサクッと数値を叩き出して、ケチをつけてくる嫌味な上司を「数字は嘘をつきません」の一言で黙らせてやりましょう！

キーワードプランナー

https://adwords.google.com/intl/ja_jp/home/tools/keyword-planner/

選択した語句と関連されて検索されているキーワードを抽出するツールです。

検索窓に単語を打ち込んで、さらにスペースキーを押すと関連ワードが表示されますよね？あれをさらに詳細なバージョンだと考えていただければOKだと思います。

本来はグーグルAdWords用ツールなのですが、対象製品がどのようなキーワードとともに検索されているのかを調査できるため、検索ワードから思わぬアイデアが見つかるかもしれません。

ユーザーの消費行動や心理について考察を深めるために、ぜひ使ってみたいツールです。

グーグルトレンド

こちらもグーグルが提供しているツールのひとつです。

指定した単語が検索された量を調べることができます。

例えば、仮想通貨を成り立たせている技術「ブロックチェーン」で調査すると、以下のようなグラフが表示されます。

https://trends.google.co.jp/trends/explore?date=all&geo=JP&q=ブロックチェーン

2015年後半あたりからぐぐっと上昇し、ピークの値は2018年1月です（2018年12月現在）。

ピークの時期は国内で仮想通貨バブルがもてはやされた時期に重なります。

報道量の増加などの影響により、仮想通貨の基幹技術であるブロックチェーンの検索ボリュームにも影響を与えた、との仮説が成り立ちます。

もちろん、あくまでデータ上の相関関係から読み取った仮説ではありますが、企画書内のキーワード（対象製品や流行など）がいつ、どこで、どれだけ検索されているのかを可視化できるため、企画書の論理に一定の説得力を与えることができます。

さらに、世界を含むどの地域で検索されているのかも調べることができます。

日本国内が対象の場合、都道府県別の検索データが表示されます。サンプルとして、とりあえず「うどん」で検索してみましょう。

https://trends.google.co.jp/trends/explore?date=all&geo=JP&q=うどん

やっぱりか…！

このように、グーグル検索という、圧倒的な信頼感を誇る情報源を利用して「いつ検索量が増加し始めたのか」「どこの地域で検索されているのか」といったさまざまなイメージを可視化できるのが強みです。

「若者の間で人気が加熱」「○○というメディアで特集が組まれた」のような「企画書言葉」から脱却したいと考えている方には必見のツールと言えるでしょう。余談ですが「カレーうどん」の場合、1位は愛知県でした。なんで？

まとめ

データを組み合わせ、仮説を立て、目的を達成するためのアイデアを作り込んでいく。

自分でもワクワクするようなアイデアを練り上げられていく過程の興奮は、企画の醍醐味と言えるでしょう。

ぜひ上記のサイトを新しい企画立案、企画書制作に役立ててみてください！

いざ、企画実現の場合に。

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この記事を書いた人

中村