商品やサービスのネーミングに地域名をつけるメリットを紹介

おはようございます。

いつも伝え方ナビをお読みいただきありがとうございます。

今日は商品やサービスに名前をつける際に、地域名を入れるメリットをご紹介します。

地域名のついたネーミング例

地域名のついた名前は、古くからブランドとして定着しています。

有名なものでは「松阪牛」「練馬大根」「魚沼産コシヒカリ」「吉野杉」などなど挙げたらきりがありません。

その地域でとれた証としての「地域名」は、起源をたどれば牛に産地の焼印をつけるブランドから始まったものです。

ひらたくいうと信頼の証です。

日本風にいうなら「のれん」を大切にするということですね。

だからブランドの偽装やウソは許されないものです。

ネーミングに地域名をつけるメリット

商品やサービスに名前をつける際に、地域名を入れるメリットを2つ紹介します。

検索性の向上

名前に地域名をつけることでgoogleなどの検索でヒットしやすいというメリットがあります。

それは検索する際に「キーワード」+「地域名」で探す機会が多いからです。

たとえば当社が運営しているドローン撮影の事業に「ドローン東京」という名前をつけてWebサイトを運営しています。

「ドローン　東京」で検索するとほぼ1〜4位に表示されます。

実際のお問い合わせで多いものが、やはり東京都内でドローンを撮影したいというものです。

この名前はただ「東京」とつけたものではなく、航空法や規制のある東京で法律を守ってドローンを上げて

美しい東京の風景をたくさん撮影してきた実績があるからつけたものです。

撮影実績に加えて様々なノウハウの記事も掲載しています。

ですので会社の所在地や商圏など事実に即した地域名を入れることが大切だと思います。

地域特性がイメージできる

皆さんは「北海道」というと、どのようなイメージが頭に浮かびますか？

私は広大な大地、十勝の真っ直ぐな一本道、豊かな大自然、イクラやカニなどの海産物を、

「沖縄」といえば一年中暖かく、美しい海に囲まれた島々、三線で踊り明かす開放的な土地のイメージが浮かびます。

人間は予めこのような基本情報をイメージとしてもっているので、

地域名をつけることで相手の頭の中にあるイメージを引き出して自社の商品と紐付けさせることができます。

同じ商品であっても地域名が変わることで受け止めるイメージも変わってきます。

試しに「食堂」という名前に異なる地域名をつけてどんなイメージが湧くかやってみましょう。

（私の偏見があることと実在する食堂があったらごめんなさい）

• 東京食堂→大正時代から続く老舗で洋食メニューも充実していそう。
• 銚子食堂→漁港直送の海産物があり、具だくさんの海鮮丼がありそう。
• 魚沼食堂→定食の主役は絶対に白米、のどぐろの干物と合いそう。
• 鎌倉食堂→静かな路地を入った処、和の趣を大切にした佇まい。

まとめ

いかがでしょうか？

人によって思い描くイメージに多少の違いはあるかもしれませんが、

なんとなく近くはないでしょうか？

余談になりますが居酒屋チェーン店の「◯◯農場」「◯◯水産」というのも

農場直営とか水産会社直営のお店のように感じてしまいますが、

これも相手の頭の中にすでにあるイメージを使った名前のつけた方です。

もしもあなたの会社やお店で、商品やサービスに独自の名前をお考えの際は、

ぜひプロのコピーライターにネーミングの相談をしてみてはいかがですか？

全部が全部、地域名をつけることが正しいとは限りませんが、

商品の特長とユーザーのイメージを上手につなぐ名前をご提案することができます。

株式会社ジムにどうぞお気軽にご相談ください。

ジムのサイトはこちらからどうぞ。ネーミング案のご相談承ります。

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この記事を書いた人

kuboki