株式会社ジム
〒102-0074 東京都千代田区九段南4-7-22 メゾンドシャルー407
TEL:03-3230-3722 FAX:03-3230-4327
- 設立
- 1981年
- 資本金
- 1,000万円
- 従業員数
- 17名(グループ含む)
- 取引銀行
- みずほ銀行(市ヶ谷支店) 三井住友銀行(飯田橋支店)
- 事業内容
- グラフィックデザイン
- WEBデザイン
- 映像制作
- 展示会装飾デザイン
- HP
- https://www.gym-ts.com/
株式会社ジム
〒102-0074 東京都千代田区九段南4-7-22 メゾンドシャルー407
TEL:03-3230-3722 FAX:03-3230-4327
新型コロナウイルスの感染拡大で、テレワークやリモートワークがかなり浸透しました。しかし、その弊害としてコミュニケーション不足や人間関係の希薄化を指摘する声も少なくありません。
ただでさえ交流する機会が少なく、相手の顔色や機嫌がわかりづらいリモートワークで相手にとってベストな声掛けをするのは至難の業です。
軽くミスを指摘したつもりが相手の気に障ってしまって…ということがあってもおかしくありません。
また、リモートワークで相手のミスを指摘する場合、チャットやメールなどの文面で指摘することが多いかと思いますが、これにもテクニックが必要です。
「〇〇に誤りがありました。今後気を付けてください」
「前回もお伝えしましたが、〇〇は××ではなく△△です。これからはこのようなことがないようにしてください」などの文章はシンプルですが、そっけない印象を与えてしまいます。
相手を傷つけることなくミスを伝える方法については次章で紹介していきます。
文章で相手のミスを指摘する際にはやんわりと伝える必要がありますが、チャットとメールで少し異なります。
まずチャットの場合はメールのように件名や前置きは必要ありません。
その分カジュアルな文体になりがちですが、ミスをしっかり認識してもらうために要点をしぼって伝えるべきことを伝えましょう。
「お疲れ様です。〇〇の件ですが、●●に間違いがありました。正しくは△△です。今回はこちらで修正しましたので、今後お気を付けくださいね。よろしくお願いします」
くらいのフランクな文章で構いません。文末に「~ね」「~ですよ」などをつけるとやさしい印象になります。
メールで取引先や下請業者などの自社以外の人にメールでミスを指摘する際には、もう少し丁寧な文体にまとめるようにしてください。
「いつもお世話になっております。●●の件でご確認をお願いしたいと思います。こちらで内容を確認しましたところ、××が△△になっておりました。改めて内容をご確認いただきましたうえで、ご返信をいただきたいと存じます。お忙しいところ恐縮ですが、何卒よろしくお願い申し上げます。」
とまとめるのが定番です。内容は簡潔にまとめ、ミスについては深く追求しないようにするのがポイントです。
どうしても文章で指摘するのが苦手な人は、直接相手に会ったり、電話をかけたりして伝えることをおすすめします。
相手の顔色を見ながらであれば、言葉を選んでミスを伝えやすくなるでしょう。
また、ミスを指摘するだけではなく、相手の良かった点やこれまでの感謝を合わせて伝えると相手もさほど気落ちすることがありません。
最後に会社全体でチャットを使っている場合、社員や従業員が複数名入っている全体スレッドでミスを指摘するのではなく、マンツーマンでやり取りできる個別スレッドで連絡することをおすすめします。
相手に恥をかかせることがなく、穏便に済ませられるでしょう。
顔を合わせていなくても、相手の立場や心情を慮ったコミュニケーションは非常に大切なのです。
オンライン、オフライン関わらず、人からミスを指摘されると怒る人やふてくされる人がいます。普段そうではなくても機嫌が悪い時にミスを指摘されると、自分が悪いと思っていてもイラっとしてしまった経験がある人も多いのではないでしょうか。人間がこのような感情になる理由として「自尊心」の存在が挙げられます。程度の差こそありますが、自尊心がまったくない人はいません。そのためミスを指摘されると自分の存在が否定されたような気がしてムキになってしまうのです。いら立ちを表面に出さない人でも、内心機嫌を損ねている可能性があります。たとえミスの指摘が正しいものであっても相手が気を悪くしてしまったら、その後の仕事がやりづらくなってしまいますよね。しかし、人間である以上、誰でもミスをすることがあります。ミスを自覚してもらいながらも、相手を傷つけないようにする配慮が必要です。また、ミスを指摘するにしても重箱の隅をつつくような小さなミスは、相手にストレスを与えてしまうことも。本当に必要なポイントに絞って伝えるようにしましょう。