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会社情報

株式会社ジム

〒102-0074 東京都千代田区九段南4-7-22 メゾンドシャルー407
TEL:03-3230-3722 FAX:03-3230-4327

設立
1981年
資本金
1,000万円
従業員数
17名(グループ含む)
取引銀行
みずほ銀行(市ヶ谷支店) 三井住友銀行(飯田橋支店)
事業内容
  • グラフィックデザイン
  • WEBデザイン
  • 映像制作
  • 展示会装飾デザイン
WORKS
HP
https://www.gym-ts.com/

夏のお中元や年末のお歳暮、また年賀状や暑中見舞いなど、日本には気持ちを伝えるさまざまな風習が残っています。昭和から平成、そして令和時代へと移り行く中でこれらの風習は過去のものとなりつつありますが、今もなお大切にしている人も少なくありません。新元号に変わった今のタイミングで、これらの風習を一度見直してみてはいかがでしょうか?今回はそれぞれの風習の由来や特徴を紹介します。また、これからお中元や暑中見舞いを出したいと考えている人は、ぜひ参考にしてください。

 

 

 

 それぞれの風習の由来

ここではお中元・お歳暮・暑中見舞い・年賀状の由来と特徴について紹介します。

 

 

お中元

お中元の歴史はかなり古く、江戸時代には存在していたとされています。道教の年中行事である「中元」が言葉の起源とされているお中元では、親類縁者や得意先など上半期にお世話になった人へ贈り物を送り合いますが、基本的には目下から目上の人に贈るのがマナーです。

贈る時期は地方によって微妙にずれがありますが、現在は7月上旬から15日頃までに贈るのが一般的といわれています。

なお、お中元は一度贈ったら基本的に毎年贈るものとして考えてください。一度きりにするのであれば「御礼」として贈ります。贈り物には紅白5本の蝶結びの熨斗をつけましょう。

お中元の商品としては夏らしさを感じるフルーツやゼリー、ビールなどが人気です。

 

 

暑中見舞い

感謝の気持ちを伝えるのにお中元はちょっと大げさ…と感じている人は、暑中見舞いで相手への気遣いを見せてみてはいかがでしょうか。はがき一枚でも心遣いが伝わるはずです。

暑中見舞いは小暑にあたる7月7日頃から8月7日頃の立秋の時期にかけて送るのがマナーとされています。梅雨明けし、本格的な夏が始まってから送る人も少なくありません。

暑中見舞いを贈るときには、夏らしくさわやかな絵柄のハガキを選ぶと喜ばれます。「厳しい暑さが続いているので相手が心配」という気持ちを込めて、「お体ご自愛ください。」の一言は忘れずに添えましょう。長い文章を書く必要はないので、文章を書くことが苦手な人でもすぐにできます。

喪中で年賀状を送れなかった人にも暑中見舞いは送ることができますが、その場合派手なデザインを避けて落ち着いたものを選びましょう。

立秋を過ぎてしまった場合でも、8月中であれば残暑見舞いに切り替えることができます。

 

 

お歳暮

1年を通じてお世話になった人に対して贈るのがお歳暮です。お歳暮はお中元とほぼ同時期に日本で広まり、明治30年頃には現在のような形が取られていたと言われています。新年に向けて福を呼び込むためのお供え物として考えられていたお歳暮は、「正月事始めの日」である12月13日から12月20日頃までに贈るのが一般的です。

しかし、関東と関西でも微妙に異なり、関東では12月初旬から年内中、関西は12月13日から年内中に贈るのが決まりとなっています。

もともとお歳暮は年越しに必要な魚や餅などを贈り合うことが多かったようですが、最近は花や調味料、お酒などを選ぶ人が主流になっています。紅白の5本または7本の蝶結び状の熨斗をつけて贈りましょう。

 

 

年賀状

年始の挨拶に欠かせないものとしては、やはり年賀状。メールやLINEが普及したことで、年賀状の取り扱い枚数も年々減少しているようですが、それでもやはり受け取る側はうれしいものです。

年賀状の歴史は非常に古く、なんと平安時代から存在していたと言われています。旧年中にお世話になった人に挨拶を行う年始回りは奈良時代からありましたが、遠方に住んでいる人に挨拶回りができない場合、便りで年始の挨拶をするようになったのが始まりといわれています。

年賀状を送るときにはきちんとその年の年賀はがきを選んで、謹賀新年などの賀詞を添えて書きましょう。ちなみに「賀正」は目上の人には失礼にあたります。

さらに、新年を喜ぶ言葉や旧年中の感謝、近況報告などを簡潔に書き表し、最後に相手の健康や幸せを祈る言葉を添えましょう。

イラストや写真は印刷物でも構い船が、あいさつ文は直筆の方が喜ばれるはずです。

 

 

 

企業で暑中見舞い・年賀状を出す際にはデザイン会社に頼もう

いち個人ではなく、企業全体で暑中見舞いや年賀状を出すときには、オリジナルテイストを取り入れると自社の存在を強くアピールできます。自社に合うデザインがわからないという人は、デザイン会社に制作を依頼してみてはいかがでしょうか。デザインのプロがイメージに合ったものを制作してくれます。一度作れば、それをずっと使うことができるでしょう。

 

 

まとめ

お中元やお歳暮、暑中見舞いや年賀状は少なくなってきているからこそ、きちんと贈れば相手の目に留まって喜ばれる可能性が高いです。特に老舗や伝統を重視する企業に対して風習を大切にしている姿勢を見せると好印象につながります。贈り物をされて、嫌な気持ちがする人はそうそういません。もう一度、日本の風習を見直してみてはいかがでしょうか。


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