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会社情報

株式会社ジム

〒102-0074 東京都千代田区九段南4-7-22 メゾンドシャルー407
TEL:03-3230-3722 FAX:03-3230-4327

設立
1981年
資本金
1,000万円
従業員数
17名(グループ含む)
取引銀行
みずほ銀行(市ヶ谷支店) 三井住友銀行(飯田橋支店)
事業内容
  • グラフィックデザイン
  • WEBデザイン
  • 映像制作
  • 展示会装飾デザイン
WORKS
HP
https://www.gym-ts.com/

こんにちは。こう見えてデザイナーの前は美術教師をしていたoiwaです!

パソコンで文書や提案書などを作った経験をお持ちの方は多いと思いますが、フォントをどうやって選んでよいかわからない!と思ったことはありませんか?

今回はフォントが持つ印象とオススメしたいフォントについても紹介したいと思います。

 

ビジネス文書を作るときによく使われるフォント

ビジネス文書を作成する時、初期設定されているフォントをご存知ですか?だいたいビジネス文書を作成する際、WordやPowerPointなどを使用することが多いと思います。

Wordで使用されている初期設定フォントは明朝体、PowerPointはゴシック体です。ちなみに、エクセルもゴシック体が標準です。

 

明朝体とゴシック体の違いとは?

では、この明朝体とゴシック体、何が違うのでしょう?

私自身が教員だった際も、生徒に明朝体とゴシック体の違いをレタリングの授業で教えていたので、ご存知の方も多いかと思います。大まかな違いとしては下の図のように棒にウロコが付いているかどうかです。

 

 

明朝体とゴシック体の受ける印象

しかし、あまり効果についてはあんまり知らないかも?という方もいるのではないでしょうか。

明朝体とゴシック体で受ける印象の違いについて、みていきましょう。

 

明朝体の印象

一般的な文書、文庫本、新聞などで見かけるフォントは明朝体が使用されています。

これは太さの強弱が強いため文字の特徴が出やすく、可読性が高いためとされています。

また、大人っぽいイメージを持つため真面目な内容のものにはもってこいなのです。

 

ゴシック体の印象

一方、ゴシック体は明朝体の持つウロコなどの装飾が少なく、線の太さも均一でシンプルなため、視認性が高いとされています。

そのため、駅の看板やポスターやチラシなどの見出し、短い文書のコピーなどに使用されることが多いです。

また、明朝体よりも親しみやすいイメージを持つためさまざまなシーンで使うことが可能です。

 

フォントを使って心を動かす

じゃあ、見出しならゴシック体がいいのですかね?…実はそういうわけでもありません。先ほどのフォントの持つ印象を最大限に生かして伝えたいイメージを伝えることがとても大切です。例えば見出しだけを比較したこちらをご覧ください。

 

 

 

シック体はスーパーで売っていそうな500円くらいのメロンが思い浮かぶけど、明朝体は5,000円くらいする高級メロンな感じが、なぜだか出ているような気がしませんか?

ゴシック体は子どもの遊び場で、楽しく遊んでいる様子を表現できているような気がしますが、明朝体だとどうでしょう?なぜか大人がセンチメンタルに「あの日」のブランコに想いを馳せているような気さえしませんか…?

 

基本的に明朝体は高級感を感じさせたいときや深刻、真面目、緊張感のあるイメージを表現したい時に大いに役立ちます。反対にカジュアルで楽しく、親しみやすいイメージにはゴシック体を使うと効果的です。とにかく安いイメージを表現するのにも使いやすいです。

 

仕事での活用

たとえば深刻なテーマや真面目な文書を作成する際には明朝体を見出しにすると説得力が生まれます。逆に難しい内容や複雑な内容を簡単に伝えたい時にはゴシック体を使うとわかりやすく伝わるのでおすすめです。

 

デザイナーがオススメする既存フォント3選

標準で入っているフォントの中で、ぜひおすすめしたいフォントがあるので紹介したいと思います。

 

メイリオ

ゴシック体でありながら判読性、可読性の高いフォントです。

ゴシック体特有の親しみやすさも持ち備えているので、訴求力が高く説得力のある文面にできます。

太さ(ウェイト)もボールドを使用すれば見出しと文章のどちらでも使用しやすいです。

 

游ゴシック

こちらもゴシック体ですがウロコが付いていたり、線の太さの強弱があったりするため、明朝体のような上品さを持ち合わせています。

メイリオよりは訴求力はありませんが、ゴシック体で落ち着いた文面を表現したいときに便利です。

 

ヒラギノ角ゴシック(Macのみ)

Macで言うところのMSゴシックのような立ち位置ですが、癖のあるウロコがない曲線も美しい洗練されたゴシック体です。視認性、可読性に優れているため、こちらも太さ(ウェイト)を変えることで見出しにも本文にも便利に使用できます。

 

まとめ

今回は明朝体とゴシック体のフォントの印象についてまとめてみましたがいかがだったでしょうか?

世の中には明朝体とゴシック体だけではなくさまざまなフォントがあり、それぞれの特徴によって印象も変わっていきます。

フォントの持つ印象と言葉について考えてみるのもおもしろいと思いますよ。


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