株式会社ジム
〒102-0074 東京都千代田区九段南4-7-22 メゾンドシャルー407
TEL:03-3230-3722 FAX:03-3230-4327
- 設立
- 1981年
- 資本金
- 1,000万円
- 従業員数
- 17名(グループ含む)
- 取引銀行
- みずほ銀行(市ヶ谷支店) 三井住友銀行(飯田橋支店)
- 事業内容
- グラフィックデザイン
- WEBデザイン
- 映像制作
- 展示会装飾デザイン
- HP
- https://www.gym-ts.com/
株式会社ジム
〒102-0074 東京都千代田区九段南4-7-22 メゾンドシャルー407
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会社の経営に関わる社長や取締役、役員に対してインタビューを行う機会は少なくありません。目上の人にインタビューを行うことに緊張することもあるでしょう。しかし、目上の人だからこそ失礼のないように、事前準備とインタビュー時の姿勢を万全にしておきたいものです。ここでは経営層にインタビューする際のポイントと注意点を紹介していきます。
それでは、経営層にインタビューする際のポイントと注意点を、取材前、取材当日、取材後にわけて紹介していきます。
経営層は多忙を極めていることが多く、インタビューできる時間は大変貴重なものです。何の事前準備もしていないと、インタビュー当日にもたもたしてしまったり、少し勉強すればわかるようなことを聞いてしまったりして、相手を呆れさせてしまうことがあります。
経営層は頭の回転が速い人が多いので、準備不足のインタビュアーは取り繕ってもすぐにばれてしまうでしょう。
取材をスムーズに進めるためには、事前の構成案を作成して経営層に渡しておくことをおすすめします。質問数は5個程度がベストで、多すぎると取材時間をオーバーしてしまうことがあるでしょう。インタビューで時間が余ってしまったら、これまで聞いた内容から気になるところを膨らませ、時間を調節してください。
構成案をアンケート形式にしておくのもおすすめです。聞く内容が最初にわかっていれば経営層も答えやすくなります。
また、経営層ならびに経営層が属する組織の事前調査はインタビュアーにとって欠かせません。社名や商品名の読み間違えは大変失礼で、ひとつ間違えただけで相手の気分を損ねてしまうおそれがあります。経営層が書籍を出版しているようであれば、最低一回は目を通しておきたいものです。時間がない場合でも、最低限ホームページで会社概要や経営理念、経営層からのメッセージはおさえておくことをおすすめします。
最後に、取材当日の持ち物を入念にチェックしましょう。ボイスレコーダーを使用する場合はきちんと使い方をマスターしておいてください。取材当日、録音していたと思っていたものができていないと、大問題になってしまいます。また、ボイスレコーダーがあってもメモ帳とペン、そして会社の資料はホームページからコピーするなどして、手元に用意しておきましょう。取材相手の前でスマートフォンを触ることに抵抗を感じる経営層も少なくないので、取材中にスマホで情報を確認するのは避けたほうが無難です。
取材当日は、相手に失礼のないようにすること、相手からうまく会話を引き出すことを意識しましょう。
経営層とひと言で言っても、性格や考え方は人によってまったく異なります。物腰の柔らかい人も少なくないので、インタビュー時は緊張しすぎることなく、ほどほどにリラックスすることを意識しましょう。固い雰囲気のままだと、相手から上手く話しを引き出せません。
また、服装も大切です。スーツやネクタイとまではいかなくても、最低限ジャケットは着用してきちんとした感じを出しましょう。
遅刻は論外ですが、早く到着しすぎるのも失礼です。開始5分前までは外で待機することをおすすめします。経営層と顔をあわせたら深くお礼をして「本日取材させていただく〇〇です。よろしくお願いいたします」と挨拶をしましょう。第一印象次第で、その後の取材の流れも変わってきます。
インタビュー中は、とにかく言葉遣いに注意しましょう。フランクな経営層もいますが、あくまで相手は目上の人であることを意識して、敬語を忘れないようにしてください。
また、取材時間の確認も必要です。大体30分から1時間を目安に、それで問題がないかを確認しておきましょう。
かつてはメモを取るのが一般的でしたが、ボイスレコーダーが身近な存在になった今の時代、できる限りボイスレコーダーを駆使して、インタビュー中は経営層との会話に集中しましょう。メモすることばかりに気を取られていると、肝心の会話に集中できません。すべてのインタビューが終わったらきちんとお礼をして退室しましょう。
ボイスレコーダーや取材中のメモを参考に、記事を組み立てましょう。あらかじめ構成を立てておけば、記事作成にも時間はかかりません。もしも不確実なところがあれば、チェックして相手に確認してもらうようにしましょう。
また、どんなに完璧な文章でも、経営層の意図する内容と必ずしも一致するとは限りません。そのため、必ず相手には一読して確認を取ってもらいましょう。あまりインタビューから間が空いてしまうと、相手も忘れてしまうため1週間前後で完成させるのが理想的です。
その際には、誤字脱字などがないように、校正ツールにかけながら文章をチェックしてください。
経営層へのインタビューは気を遣うところもありますが、バイタリティーあふれる経営層たちの話を聞くことで、前向きな気持ちになれたり、新しいものの見方に気づいたりできます。普段なかなか接することができない人の考えに触れることはきっと貴重な経験になるはずです。取材前の事前準備を万全にして、気持ちの良い取材ができるインタビュアーを目指しましょう。