相手によく伝わる図とグラフを作るためには？重要ポイントを解説！

デザインを専門的に勉強されていない方でも、図やグラフなどで提案資料を作成する機会があるのではないでしょうか。

なかなか上手く伝わらない・・・もう少し見栄えがよくなったら・・・そんなお悩みをお持ちの方！

今回はWordやExcel、パワポが簡単に見栄えを良くするコツをまとめました。これでデザイン力もアップするはずです。

基本中の基本はデザインをシンプルにすること

図やグラフを作成していると、伝えたい気持ちが大きくなるあまり、

様々な色を使ってしまったり、強調したいがために飾り文字を多用してしまったりしがちです。

しかし、全部が強調されてしまうことで、どこが大切なのかわからなくなってしまいます。

まずは一番伝えたいことを明確に意識することから始めましょう。

形式をそろえるだけでも出来栄えは変わる

これを知っているだけで出来栄えは見違えるように変わります。ぜひ覚えておきましょう。

近接(グループ化)

似た要素を集めることで見やすくなります。

整列

丸なら丸、四角なら四角と、デザインごとにそろえるとグッと見やすくなります。

コントラスト

序列化されているものは見やすくなります。やや高等テクニックと言えるでしょう。

反復

反復は分かりやすい表現です。大きさは統一するようにしましょう。

ゆがんだデザインは伝えたい情報もゆがむ

ついついやってしまいがちなのは、図形を引き伸ばしすぎて、見栄えが悪くなることです。

以下のように図形があまりに不自然にゆがんでいると、正しく情報が入ってこないことも・・・。

写真などでも同じことがいえるので気をつけてみてください。

色には意味を持たせて機能させる

配色はなるべく3色にまとめることをオススメします。

• 多くのところで使う「ベースカラー」
• ちょっと差を出したいところに使う「サブカラー」
• 一番目立たせたいところに使う「ポイントカラー」。

それぞれが機能し合うような図ができることがベストです。

イラストはピクトグラムがオススメ

ついついかわいいイラストを見つけると使ってみたくなりますが、統計結果などを表す際にはあまりオススメできません。

また、たくさんのイラストを多用すると情報が散漫になり、上手く伝わらない資料になってしまします。

そのときにオススメしたいのがピクトグラム。東京オリンピックでも注目されたピクトグラムであれば、シンプルにわかりやすく情報を伝えることができます。

以下のサイトからは無料でピクトグラムをダウンロードできるので、使ってみると良いでしょう。

ヒューマンピクトグラム2.0

【無料・商用可能】注意書き・張り紙テンプレート

オススメ！インフォグラフィックがたくさんある無料素材サイト

情報や知識を視覚的に表現した「インフォグラフィック」を使用すると、とても見やすい資料ができあがりますよ。

自分で作るのは自信がない…と言う方は、ぜひイラストACに載っているインフォグラフィックを使用してみてください。

デザインスキルがなくても見栄えの良い資料ができあがりますよ。ダウンロードは無料で商用利用も可能です。

イラストAC

まとめ

インフォグラフィックを使用すると、複雑な説明が書かれている資料もグッと見やすくなり、伝えたいことが伝わりやすくなります。

ただ載せるのではなく、序列を意識して並べていくと効果的です。

まずは、今回紹介した無料素材サイトを参考にし、ゆくゆくはオリジナルのインフォグラフィックを作っていくと良いでしょう。

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この記事を書いた人

編集部