伝わりやすいパワーポイントのデザインや作り方を解説

みなさんこんにちは。デザイナーの宮澤です。

今回はデザイナー視点のかっこいい、より伝わるパワーポイントの作り方をまとめました。

紙ベースで資料として渡されるケースと、モニターでプレゼン資料として使用するケースがありますが、

今回は両方に使え、簡単にできるデザインのテクニックをご紹介します。

「プレゼン資料作りがどうも苦手…」という方はぜひ参考にしてください！

伝わりやすいパワーポイントを作るには？

パワーポイントを作る際のポイントを解説していきます。

フォントにこだわるべし！

こちらはwindowsの標準フォント「メイリオ」で作ったパターンと、

最近注目されているオープンソースの「源ノ角ゴシック」で作ったパターンです。

プロポーションが源ノ角ゴシックのほうが美しく、素直に読み進めることができると思います。

また、源ノ角ゴシックはフォントの太さ（ウエイト）の種類も多く

事柄を伝える時の強調具合を自由に表現することができます。

画像にこだわるべし！

こちらの画像をご覧ください。

両方おなじ「走る」というキャッチコピーに画像を貼り付けています。

同じ「走る」でも右側の有料素材の方が躍動感があってより「走る」を伝える素材となっています。

左側の無料素材の方は「走る」以外にも「土手」「ランニングウェア」などほかの要素も見えてきてしまうため

「走る」だけを伝えたい場合、不向きなのです。

大切なプレゼンなどの資料を作成する際は、画像も有料のものを使用することをおすすめします。

オススメ有料画像サイト

ピクスタ

比較的安価で日本国内の素材も豊富

Adobeストック

世界のAdobeが運営する画像サイト

123RF

素材点数が多く、比較的安価

要素は簡潔にまとめるべし！

一画面にたくさんの要素があると、読むのが大変です。

特にビジネス資料の場合、渡された瞬間に読む気を無くしてしまうような資料も多々あります。

なので、極力文字数や情報量の少ない、シンプルな構成を心がけましょう。

また紙でもモニターでも、めくる動作が加わることで、より内容を印象付ける効果も生まれます。

シンプルな紙面構成で情報をコンパクトに伝え、「次のページで何が来るのかな？」と相手に興味を抱かせる。

この繰り返しで、リズムの良いプレゼンを作ることができますよ。

余白を作るべし！

文字を大きくしたい人が多いと思いますが、

1枚に対する要素を紙面ギリギリまで余白のない状態にしてしまうと

なんだかわかりにくい資料のように見えてしまいます。

天地左右の余白は、なるべく多く確保しましょう。

下記をご覧いただけたら一目瞭然ではないでしょうか？

「この図はさすがに当たり前だろ」と感じたかもしれまんが、

要素を少なくし、整列させることで、より綺麗にまとまった印象を与えることできます。

デザインのセンスや色使いを検証する前に、まずは「きちんと余白を取れているか」を確認するだけで、

スッキリと読みやすい資料に近づくことができますよ。

扉ページ

説明したい内容に一区切りつけたい場合、全面に色を引いたものを一枚挟むと

「話が変わる」合図になります。

受け手に注意喚起を促し、より伝わりやすいプレゼンにすることができます。

またこの際、紙で出力することを考えて角丸で余白を作ってあげると

プリントした時も綺麗です。

まとめ

資料一つで相手への伝わり方は大きく変わります。

資料のデザインも、プレゼンの一部です。

データを送付して終わりの、人がついて説明しないような場合は特にそうです。

ぜひ当記事を活用して、より見やすい資料作りをしてみてはいかがでしょうか？

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この記事を書いた人

miyazawa